写真の明るさは見て決める時代
はじめに
写真の明るさを見て決めるには、少しだけ準備が必要です。そして、このサイトは、管理人がミラーレス一眼を使っているのでミラーレスカメラを中心に書き進めます。
ここからはちょっと難しい話
最初に、カメラのモードダイヤル A・S・P・Mとか書いてあるダイヤルをまわしてAモードを選択し下さい。これは、絞り優先モードです。そして、ISOをオートに設定してください。
この設定は、カメラのメーカにより設定の仕方が違うのマニュアルを見て、ここは頑張ってみてください。
今回の話の中で覚えてもらうのは、あと2個だけです。
初めてのカメラではここが一番最初の難関になると思いますが、各メーカーで多少やり方が違うのでメーカー発行のマニュアルでISOの替え方でみてもらえば出てると思います。
万一オートがなければ、ISO400~800の間に設定してください。
晴天で日陰とかで撮らないのであればISO100~200でも良いです。
絞り優先モードとは
絞り優先モードを簡単に説明すると、カメラマンが自分で決めるのは絞りだけであとはカメラ内にある明るさの計測装置で読み取った明るさにするため、絞り以外の設定をカメラが自動で替えてくれるモードです。絞り以外の明るさを変える機能
これは、シャッタースピードとISO感度です。写真の明るさは、絞り・シャッタースピード・ISOの3つの要素でコントロールされます。
絞り
絞りは光の入り口の大きさで、F2.8とかF8.0とかで表示され数値が小さいほうが光の入り口が大きくなります。そして絞りには、もう一つの役割があります。
絞りの数値が小さいとき(光の入り口を大きくなる)は、ピントが合う範囲が狭くなります。わかりやすくいうと、ピントを合わせた主役以外はボケてしまいます。
逆に絞りの数値をF11とか大きな数値にする(光の入り口を狭くなる)と隅々にまでピントが合いやすくなります。
そして、ボケを効かせた柔らかな写真にするか、隅々までピントが合ったきりっとした写真にするかがカメラマンの表現力になります。
シャッタースピード
これは、光を受け入れる時間です。1/8000とか8”とかで表示されていて、1/8000はシャッターを押して光の入り口をふさいでいた蓋を1/8000秒だけ開けてすぐに閉じています。8秒なら蓋を8秒間開けているということです。そして、シャッタースピードが遅くなるほど、手ブレや被写体ブレが発生しやすくなります。シャッタースピード1/100くらいまでが手ブレしにくいスピードだと言われてきましたが、最近はカメラやレンズに装着された手ブレ補正機能によりもう少し長い時間のシャッタースピードでも手ブレを起こしにくくなっています。
写真の明るさは、光の量で変わります。光の量が増えれば写真は明るくなります。
光の量は、光の入り口の大きさと、そこから入ってくる光を受け入れる時間で決めているのです。
ISO
ISOは、100.400.800とかで表示され数値がおおきいものほど光に対する感度が敏感になり本来必要な光の量を間引いてくれる優れものですが、その優れものを多用すると代償を支払わなくてはならなくなります。その代償は画質です。ISO100で綺麗に写っていたものが800.1600と大きくなるにつれ画質がザラザラしたり鮮明に映らなくなります。なので、できるだけ小さい数値で撮ってあげることで写真は綺麗になります。
ちょっと難しい話をしましたが、簡単に説明したつもりです、それでもわからなかったら聞いてください。違う表現でもう一度説明します。
そして、絞りや、シャッタースピード、ISOをもっと詳しく知りたい方は別のサイトで調べてみてください。メカに詳しい方が、わかりにくい言葉で事細かく説明してくれていますので(^^;;
話を元に戻します。
明るさを決めるには、上で説明した3つの要素が必要ですが、Aの絞り優先モードを選択してISOを自動に設定すると、残りのシャッタースピードを設定するダイヤルをカリカリ回すだけで撮れる写真の明るさが変わるのです。
そしてミラーレスカメラなら変えた明るさがファインダーに反映されます。
カメラが計測した明るさで撮るのも悪いことではありませんが、せっかくレンズと一眼レフカメラを使って撮る写真なのですから、肉眼では見えない世界を表現してみませんか。
PROの仕事ではないのだから、PROはクライアントの要求に応じた写真を撮らなくてはなりませんが、我々素人が趣味で始めた写真なのですから、制約に縛られずに自由に表現してよいと私は考えています。
いかがですか趣味で始める写真を一緒に楽しみませんか。

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