Digital写真は、面白いからこそ、上達したい!
ましてや、最近写真を始めた人ならば、きっと悩んだり、いろいろ苦戦をいるひともいるでしょう
「写真の上達」という問題。
そんな問題を楽しみながら、私と一緒に解決しませんか。
Digital写真を撮るのは本当に楽しいですね。
そんな楽しいDigital写真だからこそ、もっと上手になりたい。
なにより、趣味だから楽しみながら上達したいですよね。
学校や教室に通って、難しい言葉に悩みながらも、一歩一歩確実に上達してくことは、
とても、よいことだと思います。
おそらく、それが上達への最善の方法なのだと思います。
しかし、それしか方法がないのかと考えると、そんなことはないと思っています。
私が思うには、次の3つのことを実践することで確実に上達します。
もしかすると、人によっては学校や教室に通うより早く上達するのではないかとも思っています。
写真が上達する3つのこと
1. 写真は見るもの
最初は、自分がどんな写真が好きなのか、どんな写真が撮りたいのか、
自分の「ありたい姿」を見つけましょう。
では、自分の「ありたい姿」を見つける方法を説明します。
それは、結構簡単です。 沢山の写真を見ることです。
最近はインスタグラムをはじめ、写真投稿をメインにしたコミュニティーサイトが沢山あります。
すぐにでも参加して、多くの人たちの作品を沢山見てください。
ここで見る写真たちは、自分が撮りたい被写体はなんなのか、
それを写真でどのように表現すると綺麗に見えるのかなどを、いろいろ教えてくれます。
自分が好きな写真がどんなものか、どんな写真を撮ってみたいと思うのか。
多くの写真をみることで必ずみつかります。
自分がどんな写真が好きなのか、自分がどんな写真が撮りたいのか、知ろうとしてください。
そんな気持ちで、多くの方たちが公開している写真を見てください。
出来れば、これを日課にしてください。必ず日々新しい発見があるはずです。
そんなことはしなくても写真は撮れます。しかし、これをすることで確実に上達しますよ。
ただただ、綺麗な自分が好きな写真をみるだけですよ。
けどね、これってものすごく重要です。
カメラの使い方や、レンズの良し悪しなど、写真上達に絶対に外せない勉強もあります。
でも、私はそれより重要ではないかと思っています。
人の写真を観ることは、観る者の心を動かします。それが感動です。
感動は感情を突き動かし、感性を磨きます。
写真の上達は、今自分が人の写真を見て得た感動と同じものを、
自分の写真を見てくださる方にも、同じように感じてもらいたいと思うのことが、
最初に到達すべき目標ではないでしょうか。
1-1 感性を磨くには
上で「感性を磨く」と表現しましたが、感性とはなんでしょう。
私は、受動的(自然)に「感じること」と能動的(意識的)に「感じ取ること」で、
感じ得たものが、自分に刷り込まれることで生み出される個性だと捉えています。
1-2 感じ得たことを、自身に刷り込むには
写真を見て、なぜ感動したのか、どこにに感動したのか、その理由を具体的に考えます。
例えば、見た写真を、美しいと感じたのであれば、どこが美しいと思ったのか、なぜ美しく見えるのか、それが色合いなのか、描写なのか、どうすればこうゆう写真になるのか、いろいろな角度から考えます。
このように、具体的に考えることが「感じ取ること」だと考えています。
写真を始めたばかりの頃は、「感じ取る」項目も少ないでしょうが、いくつかの写真を見比べていくうちに
気になる項目はおのずと増えてきます。目が利く、目が肥える、目が養われるという感じでしょうか。
そして「感じ取る」ことは、感動を言葉に変換することでもあり、言葉で自身に「なぜ」と問かけることで感動のさまが自身に刷り込まれると考えています。
しかし、感動は言葉だけでは表現しきれるものではないので、やはり見ることが最も重要です。
感動は、時間経過とともに薄れてきます。それを呼び起こすのが言葉なのです。
感動を「感じ」、「感じ取ること」で、感性を磨かれます。
磨かれた感性は個性を豊かにします。
豊かな個性は表現の幅を広げます。
ここまでは、一流スポーツ選手がつける練習ノートにも似ています。
練習ノートは、達成したい目標、練習方法、改善点がメモされ、
目標達成のために最適な練習であることを選手が確信して取り組めるように使われています。
つまり練習へのモチベーションを高めるための作業なのです。
だからといって、撮影ノートを付けるべきとは思っていません。
写真が上達したいと思う気持ちを高め、その気持ちを継続させるためにも
良い写真と、沢山触れ合ってください。
2. 写真を撮る
良い写真を見ることで、どんな写真が好きで、どんな写真が撮りたいのか、イメージはできていると思います。そのイメージを再現してみます。しかし、イメージの再現するには、機材が必要です。
機材を取り扱う技術も写真にとって重要な光の知識も必要です。
これらは、勉強と経験でしか得られませんが、
面倒な勉強も目標が明確になれば学ぶべきことを絞り込むことができます。
なにより苦にならなくなります。
そして、わからなくても、難しいと感じても、チャレンジしてみることをお勧めします。
それは、デジタル写真だからです。
デジタル写真は、いくつかの簡単な操作を覚えるだけで、
その場で撮った写真が確認できるので、何回でもやり直すことができるからです。
フィルム写真と一番違うのがこの部分ですね。
そして機材ですが、はじめから高価な機材を買いそろえたり、買い足す、買い替える必要はありません。
最初は、一世代前の中高カメラでも十分綺麗な写真が撮れます。
それなら、新型機の1/3位の価格で買えるものも沢山あります。
高価な機材で撮る写真は、驚くほど綺麗で自分が上達したと錯覚を起こすほどです。
しかし、客観的に見ると画質が変わっただけで、写真の根本は変わっていないことに気付き
大きく凹むことになります。これは経験談です。
なにより、自己満足に浸っている時間がもったいないです。
このように、目標を絞り込むことで、取り組む課題が絞られ遠回りを回避できます。
これが上達を加速させる理由です。
3. 写真を見せる
撮った写真は、先に紹介した写真サイトやブログに投稿して、多くの人に見てもらいましょう。まだ人に見せられないとかは、考える必要はありません。
これらのサイトは、コンテストではありませんし、教室の発表会でもでないのです。
趣味の活動日記くらいに思っていればよいでしょう。
そしてサイト登録をしたら、皆さんの作品が見せてもらえるのですから、
積極的に写真を見て何を感じ、何を感じ取ったか、
それにより自分が何を参考にしたいのかをお伝えすることを、
繰り返すことでネットの中にも仲間が増えてきます。
そして、ある時は、上級者の方から投稿した写真への感想やアドバイスが頂けることもあります。
頂いた感想は、真摯に受け止め、見る人の気持ちになって自分写真に対し深く考えてみましょう。
普通は上級者が、公衆の場であなたの写真の善し悪しを指摘するようなことは絶対にありません。
逆に少々問題があったとしても、励みになるコメントがいただけると思います。
それは、上級者はカメラマンそれぞれの価値観に違いがあることを知っているからです。
3-1 見せることを前提に写真を撮る
写真を撮る時は、人に見せることを目的に撮るようにしましょう。それは、特別な誰かでも構わいませんし、不特定多数の方でもよいでしょう。
いずれにしても、見てもらう写真を撮ると意識することです。
人の写真を見て、感動、感心したことを、自分の写真を見る人に同じような感動を
与えることができるか、しっかり意識してください。
この時、1.写真は見るもの_感性を磨くで触れた、人の写真を見たときの感動を
言葉で考えたことを思い出してください。
そして、その写真のコピーでも撮るようにを思い切り真似てください。
できれば同じような写真になるまで工夫してチャレンジしてください。
良い写真をみて感じ、感じ取ったことを真似てみるのです。
そして、お手本と自分の写真との違いを知るのです。
お手本と自分の写真との差(ギャップ)が、写真が上達するための課題なのです。
こうなると、これから学ばなくてはならない技術や知識も明らかになります。
そして上達したいと思う気持ちが、技術や知識の習得を後押ししてくれます。
自分が知りたいと思ったことですから、勉強も退屈ではありません。
この繰り返しが技術の上達につながってきます。
私が思う、写真が上達するための日常は、たったこれだけのことです。
まとめ「過去の自分に教えたいこと」
良い写真を沢山見てください。そこで得た感動は感性を磨き豊かな個性を育みます。そして、同時に自分の「ありたい姿」を見つけてください。
個性を表現する技術を身に付けてください。それには学ぶ必要があります。
勉強は、表現の幅を広げ撮影をもっと楽しくしてくれます。
撮った写真は、必ず誰かに見てもらってください。
皆さんから頂くコメントやアドバイスが、「ありたい姿」へ進む道のりの励みになります。
そんな大事な皆さんに見ていただくことを強く意識して写真に取り組んでください。
ここまでを、過去の自分た知っていれば、今とは違う自分であったと思います。
これを知った貴方は、今から実践あるのみです。
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